組織を活性化して生産性を高めるには

組織づくり チームビルディング

みなさんの会社には自分以外のメンバーがいますか?

自分以外に一人でもメンバーがいる場合、それは集団でしょうか?組織でしょうか?

デジタル大辞泉では、集団は「人や動物、また、ものが集まってひとかたまりになること。また、その集まり。群れ。」、組織は「一定の共通目標を達成するために、成員間の役割や機能が分化・統合されている集団」と定義されています。

会社に一定の共通目標がある場合は、同じ会社で働く人の集まりは組織。そうでない(一定の共通目標がない)場合は集団と言えそうですね。

事業を行っている目的(ミッション)や目指す姿(ビジョン)がある会社では、そこで働く人の集まりは組織です。

変化が激しく先行きの見通しを立てることが難しいVUCAの時代においては、自分一人だけの力や判断ですべてを乗り越えることはとても困難なので、組織として力を発揮していくことが求められます。

では、その組織を活性化して生産性を向上させるためには、何に着目すればよいでしょうか?

そのような組織を築くためには、3つのポイントがあります。

ひとつは人材力。人材力とは、メンバーが互いに個々の強みを把握し適材適所を図る力を指します。

もうひとつは組織力。組織力とは、組織のミッションやビジョンとメンバーのミッションを結びつけて組織の目的達成に向けて一丸となる仕組みや制度を構築・運用する力を指します。

そして関係力。関係力とは、メンバーのやる気と能力を引き出すコミュニケーションを図り関係性を高める力を指します。

成果がでる組織をつくるために、人材力・組織力・関係力の3つを高めていきましょう。