承認の必要性とその効果

組織づくり チームビルディング

モチベーションは従業員が自発的に行動する原動力です。

そして、そのモチベーションを高めるシンプルかつ効果的な方法が「承認」です。

経営者が従業員を適切に認めることで、職場の雰囲気がポジティブになり業績向上にもつながります。

承認とは?

承認とは相手を認めること。認める対象は「結果」だけでなく、「プロセス」や「存在」なども含まれます。

相手から認められることは意欲の向上につながります。逆に、認められていないと感じるとモチベーションが低下し、最悪の場合、離職につながることもあります。

承認の主な効果

1 モチベーションアップ
自分の貢献等が適切に評価されていると感じると、さらなる努力をする意欲が生まれます。

2 職場の活性化
お互いを尊重する文化が形成され、組織全体がポジティブな空気に包まれます。

3 定着率の向上
従業員が「この会社で働いていて良かった」と思えるようになり、長く働き続ける意欲が高まります。

承認の際の留意点

1 具体性
「最近の営業成績が素晴らしいね!」や「お客様への対応がとても丁寧だったよ」と、具体的な事実に基づいて褒めることで、従業員は自分の何が評価されているのかを明確に理解できます。

2 タイミング
できるだけ早く伝えることで、従業員はその結果や行動の重要性を実感します。

3 公の場
プラスの内容の承認は、ミーティング時などで公の場で行うこと他のメンバーにも良い影響を与えます。

4 個別のフォローアップ
一対一で「いつも助けてもらってありがとう」と感謝を伝えると、より個人的な信頼関係が築けます。

承認の文化を育てるために

1 定期的な面談の場を設ける
定期的な個別面談の機会を設け、成果を共有し合う時間を設ける。

2 全員が参加できる仕組みをつくる
経営者だけでなく、同僚同士でも承認し合える場を提供する。

3 言葉だけでなく具体的な行動で示す
感謝の言葉に加え、たとえばメッセージカードなどで言葉を形にしてみる。

 

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