経営環境分析等|名古屋の中小企業診断士

その他
経営環境分析
登山には地図とコンパス(最近はGPSでしょうか)が欠かせません。
地図を見ながら目的地までどのように進んで行こうかルートを設定するわけですが、目的地がハッキリしていても、いま自分がどこにいるのか現在地がわからないと的確なルート設定ができません。
事業も同じで、ビジョンや目標(目的地)をかなえるためには、自社を取り巻く経営環境(現在地)を把握して、的確な戦略(ルート設定)を立てる必要があるかと思います。
顧客分析
新規のお客様を増やすことは大切ですが、同じぐらい(あるいはそれ以上に)既存のお客様の深耕を図ることも重要です。とはいえ、お金や時間などの資源は限られていますので、すべての既存のお客様に同時にアプローチすることは困難です。そこで、顧客分析を行い重点的・優先的にアプロ―チするお客様を抽出します。
たとえば、直近の購入日、購入頻度、累計購入金額の3つをウェイトづけして総合判断します。
どれを重視するかは各社の考え方によりますが、私は直近の購入日のウェイトを高くしています。
高依存度のリスク
特定の取引先への依存度が高かったりお金に困っていたりすると、背に腹は変えられない状況となって自分の意に反した仕事を受けてしまいがちです。
自分の理念に反した仕事を受けなくてもいいように(断れるように)、一定の取引先と収入は確保しておきたいものです。