組織のビジョンと個人のビジョン

組織づくり チームビルディング

みなさんの会社はどのようなビジョンを描いていますか?

ビジョンとは将来のありたい姿のことで、目的・目標が達成されたときに目に浮かぶ情景のことです。

目的は「何のためにその事業を行っているのか?」を示す事業を行う理由で、ミッションとも言えます。

そして、その目的を達成するために設定する指標が目標であり、目標は目的からみれば「手段」となります。

流れとしては、目標が達成されれば目的が果たされ、そしてビジョンが叶うという感じでしょうか。

冒頭に会社のビジョンについておうかがいしましたが、会社のビジョンと個人のビジョンが一致することは稀です。

社長は会社のビジョンと自分のビジョンが一致しますが、社長以外の方の自分のビジョンが会社のビジョンと一致することはほとんどないのではないでしょうか。

社長が熱く会社のビジョンを語っても、従業員からしてみれば他人のビジョンであり、自分事ではありません。

会社全体がひとつのゴールに向かって進むためには、会社のビジョンと個人のビジョンのすり合わせて、従業員に会社のビジョンを自分事と捉えてもらわねばなりません。

そのためには、従業員がどのようなビジョンを描いているのかを把握し、会社のビジョンが叶うときにそれが従業員のビジョンとどう関係するのかを落とし込む必要があります。

会社のビジョンを掲げるだけでなく、会社のビジョンと個人のビジョンの重なる部分を見つけ出し、それについて従業員と話し合うことで、会社のビジョンを自分事として捉えてもらう。

とても大切なことだと思います。

 

組織開発のヒントがつまった『成果につなげるチームビルディング』セミナーの講師を務めています。
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