組織がうまく機能しているか?
従業員が主体性を持って働いているか?
これらは事業がうまくいくかどうかのカギとなります。
ただ人を集めるだけではチームは生まれません。特に小規模企業では、一人ひとりの役割が重要であり、その結束力が業績に直結します。
以下、強いチームをつくるための3つのステップについて触れたいと思います。
1 信頼の構築
信頼はすべての基盤です。
信頼がないチームでは、コミュニケーションの断絶やモチベーションの低下が起こりやすくなります。信頼関係を築くための取組を行いましょう。
コミュニケーション
定期的なミーティングや1on1を実施し、意見や感情を共有する場をつくる。
約束
小さなことでも約束を守ることで信頼感を深める。
共感
従業員の困りごとや挑戦を理解し、サポートする体制を整える。
2 共通目標の設定
明確な目標はチームの羅針盤となります。
目標が曖昧なチームは方向性のズレが生じやすくなりますので、明確な共通目標を設定しましょう。
定量的な目標設定
設定する目標は、たとえば「今月の□商品の売上を〇%増加させる」など具体的かつ測定可能なものにします。
目標に納得性を持たせる
目標設定の場に従業員を巻き込むことで、意識の統一を図ります。
進捗を共有する
定期的に進捗状況の確認・共有を図り、修正点があれば早めに対応します。
3 明確な役割分担
役割があいまいだと、チームは混乱します。
全員が自分の役割を理解し、他のメンバーの役割を尊重する環境をつくることが重要です。
役割の明確化
各メンバーのスキルや経験を考慮し、適切な役割を設定します。
役割の重要性の共有
自分の役割がチーム全体にどう影響するかを説明することで、責任感を高めます。
柔軟性を持たせる
必要に応じて役割を調整し、状況に対応できる体制をつくる。
組織開発のヒントがつまった『成果につなげるチームビルディング』セミナーの講師を務めています。
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