貸借対照表は右から左へ
会社の財政状態を示す貸借対照表。それを見れば会社の安全性(倒産のしにくさ)をある程度把握することができます。
貸借貸借表は大きく3つのブロックに分かれます。右側の上部が負債で下部が純資産。左側が資産です。
負債とは他人から調達したお金のことで、銀行からの借入金や取引先の買掛金(買掛金は取引先からお金を借りている状態です)などが該当します。
純資産とは自分で調達したお金のことで、株を発行して得た資本金や事業を始めてから現在までの利益の累積などが該当します。
資産とは保有している財産のことで、現金や売掛金、在庫、設備、建物などが該当します。
他人から調達したお金(負債)と自分で集めたお金(純資産)をどのように運用しているか(資産)。
貸借対照表は右側と左側に分かれていますが、お金の流れとしては右側(負債・純資産)から左側(資産)へと見ていきます。
また、お金の調達割合ですが、ひとつの目安として全体の3割が自分で調達したお金(純資産)であれば安全性は比較的高いと言えます。
マネジメントゲームで貸借対照表を作成
マネジメントゲームではゲームを1回終えるごとに決算書(貸借対照表と損益計算書)を作成します。
実際の作成に比べて簡易化したものですが考え方は身につけることができますので、会計の概念や数字に強くなりたい方におすすめです。