私がお役に立てない3種類の経営者

経営支援の仕事を始めて11年目になります。

いろいろなタイプの経営者がいますが、今日は私がお役に立てない3種類の経営者について触れたいと思います。

基本的なスタンス

コトバンクを見ると、コンサルタントは「企業経営などについて相談を受け、診断・助言・指導を行うことを職業としている専門家」とあります。

私は仕事上「しないこと」をいくつか決めていますが、そのうちのひとつが「代行」です。

ここでいう代行とは、クライアント側しか行えないこと(行うべきこと)をクライアントに代わって行うことを指します。たとえば、意思決定は経営者が行うことなので、私が経営者に代わって経営判断を下すことはありません。

私が行うのは経営者が意思決定するためのお手伝いです。

丸投げする経営者

また、経営計画書等の書類の作成代行も行っておりません。これは、経営計画の策定など何かを考える上で、方向性を提示したりクライアント側と一緒になって考えることをサービス(商品)としているためです。

補助金を申請するときなど、経営計画の策定を補助金を得るための手段としてしか捉えていない経営者の方に出会うことがあります。

補助金を得るためだけなら、正直なところ、私が一人でストーリーを描き計画を作り上げる方が簡単に済みます。しかし、これでは経営計画の本来の意味がありません。

絵に描いた餅にならないようにするために、あくまでクライアント側が主体となるべきだと私は考えてます。

というわけで、丸投げする経営者の方に対しては、私がお役に立てることはありません。

他責思考の経営者

経営状況の悪化の原因を外部環境にのみ求める経営者がいます。

“景気が悪いから”、“競合が値下げしたから”、“政治が悪いから”などです。外部環境は自社でコントロールできるものではありませんので、それを前提として対処する必要があります。

また、その環境下にいるのは自社だけではありません(他の企業も同じ環境下にあります)。

その環境下で自社に何ができるか(どうしていくべきか)について、内部環境(自社の状況)を振り返りつつ考えていかねばならないのに、外部環境(自社外の状況)のせいにしてしまっては、そこで思考停止になってしまいます。

このような場合、私がお役に立てることはありません。

自分で考えることを放棄している経営者

自分で考えることをせず、他人に答えを求める方がいます。

そもそも経営に答えはありませんし、経営者の最も重要な仕事は考えること(意思決定を行うこと)です。

それを放棄する経営者の方に対しては、私がお役に立てることはありません。